「着物離れ」と人は言うけれど

先日の披露宴。

着物で出席しようと思っていたのですが、諸事情あって今回は見送りました。
一緒に招かれた友人が、素敵な訪問着姿で出席し、またよく似合っていて
ああ、いいなあ〜☆

やむを得なかったとはいえ、
着物を着なかったことをちょっと後悔しました。

新婦の学生時代からのお友達のテーブルは
皆さん着物姿で、それはそれは華やいで見えました。

素直に、単純に、素敵だな…と思いました。

以前、着物に関わる仕事をしていた時の私は
素敵と思ってはいても、何か心がウキウキとはしていなかったと思いました。
その後、原稿にしなくちゃならない、そっちのことで頭が一杯でした。

今回他の方々の着物姿を拝見しながら、
今、自分が着物に対してすごくリラックスしていることを感じました。

ああ、素敵! 私も着てみたい。
単純にそう思え、「ああ、この思いを上手に育てたらいいんだ」
仕事という枠を外して、久しぶりに触れてそう感じ、
ここの視点で、もう一度見つめてみたら何かが見つかりそうな気がしました。
それは、仕事へのヒントかもしれないし
仕事を始めた頃の思い、かもしれません。

世間は声高に「着物離れ」を言います。
しかし、どうなんでしょう。
「着物離れ」ではなくて、何かがそこに象徴されているように思えます。

それは、「手間をかけること」かもしれません。
着物を着るって、手間を惜しまないことのようにも思えるから。

着物や和文化への憧れは、少しも「離れていない」のではないかと私は感じます。
着物が着れることを羨ましがられたり
ほんの少しの着物の知識も役に立ったり
布袱紗を持っているだけでも「素敵」と思われたり…

何か今までとは違うアプローチで、着物を見てみたい。
日本の文化を見てみたい。

そんな思いが芽生えた披露宴でした。
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