アクセスハート・トラストハート ①

伊豆高原にある「ロロシトア」という
オーガニック、フェアトレードショップ&カフェで
ネパール在住の
パスカルさんの写真&アリスさんの絵の個展が開かれました。
町田での展覧会には行けなかったので、
今回はとても楽しみだった。

パスカルさんと話をする中で
どのようにしてこのような写真が撮れるようになったのか
と質問した。
それに対して彼は、写真を勉強したことはないと言い
experience(経験)によるものだと話してくれた。
そして、それはアリスさんも同じだといった。

撮りたい、描きたい。

自分の felling(直感的に抱く感情、気分、感じ) 
に忠実であること。
そして行動することが表現となる。

考えや計画や想定が先攻しているのではないということを
彼は何度となく言葉にし、私たちに伝えた。

その話しを聞きながら、思い出したことがある。

NHKBSの『旅のチカラ』という番組が好きなのだが
料理家の栗原はるみさんが登場した時の
旅先となったイギリスの一つ星レストラン
「ゴティエ・ソーホー」の
シェフたちの様子、そして言葉。

誰もが一定の味のものを作れるように
すべてを「量って来た」栗原さん。
しかし、そのレストランのシェフたちは、
基本いっさいメジャーを使わない。
自分の舌で確かめオーケーを出す。
食材選びも同じ。
市場に行き、自分の目で、自分の嗅覚で食材を感じ、
そこからのインスピレーション、
イマジネーションで料理を創造する。

面白いと思うことを、やってみたいという衝動を、
素直に行動に移す。
良い感じがしたら、それをもとにイメージをし、
やってみる。

メジャーがないから、ではない。
味は自分の舌を信じればいい。
自分の感覚を、感性を、
自分自身の喜びの感覚を、好奇心を信じる。
何もなくても、
今こうして感じていることから始められることを
信じている。

舌があるじゃないか。
目があるじゃないか。
鼻が利くじゃないか。

「何も恐れることはない」

私にはそう聞こえた。
そのことを、パスカルさんと話してい思い出していた。
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