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「円空仏」〜居場所・ここで生きる〜

上野で用事の後、東京国立博物館へ。

ここは、私のお気に入りの場所。
今、ここで特別展「飛騨の円空」をやっている。
ずっと行きたかったが、ドアtoドアで確実に1時間以内の
近い場所に住んでいても、これがなかなか行けない。
ようやく今日、上野での用事が終わったのが16時だったので
ダッシュで上野の山を登った。

上野公園の雰囲気も好きだが、道路を渡った向こうにある
東京国立博物館の空間は、広がりと落ち着きと伸びやかさに
ほっとするのと同時に背筋が伸びる。
私の好きな私に戻れる、そういう場所。

円空展は、林の中にいるような錯覚がしていた。
気持ちは飛騨に帰っていたのかな。
私は、久々野では円空仏を見たことがない。
向こうにいる時は、円空仏の存在は知っていたと思うが
あまり興味がなかった。

久しぶりの博物館で
子どもみたいな気持ちで
円空仏の一体一体を見て回った。
彫刻が、造形が…そういうことはよくわからないけれど
何だかみんなに見守られているような気持ちがして
一対一になると目の前が明るくなる感じがした。

一本の木立から、木立のまんまに出てくる仏様の姿。
まんま木であり、まんま年輪であり
そこに仏様の姿が出てくる…
不思議だっただろうなあ。

なんとなく場内に木の香りを感じた。
ずっとここにいていいと言われたら
「いる!」というだろう、居心地の良さ。

仏像は、仏様というより私には「おじちゃん、おばちゃん」の
睦さがあって、中でも私の目が釘づけになったのが「狛犬」。
「こまちゃん」
知らずそう呼んでいた。
そんなことが愉快で
何度もこまちゃんの前に行った。

祭りを思い出した。
田舎の春の祭り。獅子舞の足の動き。カクンという獅子の歯の音。
笛の音。みんなの笑い声。こまちゃんの体にほられた模様は
獅子舞の獅子の模様。

「居るぞ」「居るよ」

飛騨は今はどっさりと雪に包まれているだろう。
飛騨から来た円空さんの仏様。そしてこまちゃん!
無言の声に包まれて上野の山を下りてきた。

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by bluebean | 2013-01-30 22:40 | 飛騨自慢