絵を描くということ

モクレンがふっくらと膨らみ始めています。
桜もなんとなく、枝が赤く見えます。
梅が枝にびっしりと花を咲かせています。
ただの草むらも、美味しそうな緑に見える春です。

樹を描くとき、幹をドーンと描いたら
その上は雲がモクモクしているように
「茂ってるよ〜」と緑の線で描いたりします。

でも、葉っぱは枝から離れて空中に浮かんでいるわけではありません。
みんな幹から大枝へ、大枝から小枝へ、細枝へ、
枝と共にあります。

息子が桜の樹の絵を描いていたのですが
幹を伸ばしていったら、
樹の幹の上の方ってどうなっていたっけ?
首を傾げています。
あれ? あれ? あれあれ?
わからない息子の前で、私も あれ? あれ? あれれれれ?

それから、道を歩きながら、桜の樹の観察をするようになりました。

桜の樹は、春、花が咲いたときだけ桜なのではなくて、
年中「桜」です。
でも、花が咲かないと「桜」だとわからない人も、多いかもしれません。

絵を描くということは、イメージを描くことでもあるけれど
「よく見る」ことの訓練にもなります。
よく見て、気付くことの訓練です。
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