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あなたにとって大切なもの

子どもが学童保育クラブに通うようになって
毎年文集をもらっている。
文集というより、プロフィールの集合体のようなその冊子。
質問は、今も昔も不動である。

「好きなおやつはなんですか?」

「どんな遊びがすきですか?」

「大人になったら何になりたいですか?」

「大切なものはなんですか?」

そこに書かれている
たくさんの子どもたちの答えの中に
心にひっかかるものがあった。

大切なものについて

「命」

と、書いている子が何人もいること。
私が、小学校低学年の頃、そんなこと考えたかな?と思った。
大切なものは、モノだった。
カンペンケースとか、匂い付き消しゴムとか、本とか・・・。

命とか家族とか、そういうのって、あって当たり前じゃない?
それって、空気みたいじゃない? 
それをどうして、大切なものとして、あらためて書くのかなって思っていた。
テレビの見過ぎじゃないの? とも思ったし、
なんか、年齢一桁の子どもが「命」なんて、、、私はやだなって思っていた。

でも
毎年そう書く子が何人もいて
「○○くんの大切なものは、命なんだね」というと
普通に、「うん」とかっていう。
ふざけてとか、大人ぶってとか、そういうんじゃない。
普通に、「うん」という。

なんだろう・・・。ずっと心にひっかかっていた。

今日、
今年度の文集づくりを手伝って、またまた 鉛筆で書いた「命」を目の当たりにした。

「ねえ、大切なものに『命』って書いている子、けっこういるよね」

作業をしながらつぶやくと、他のママも気がついているようだった。
「そうなんだよね。
 やっぱり、子どもなりに感じているんじゃないのかな。 命を大切にしないとって」
「いろんな事件とかあって、そういうの見てて感じているのかな」

ありにままに書く。
そこに書く。
それだけですでにメッセージになっていた。

メッセージは答えのようで、答えじゃない。
「?」「!」「・・・」「!?」
なんだか、そんな感じがして
そこから、何かを考えるもの、何かを見直すもの。

理屈抜きに、子どもは、何かを感じている。

手作り文集、「もうやーめた!」と、投げ出したくなった時もあった。
その重圧に、風呂でエンエン泣いた夜もあった。

でも、投げ出さなくてよかった。

子どもたちの大切なメッセージを、届けるよ。

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by bluebean | 2007-03-21 12:00 | つながり