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土手沿いの道を自転車で走る。
空が冬の色をしている。

雲も、夕焼けに染まり始めた空も、どこかスモーキーな色合い。
空と雲との境界はさらに煙ったような、
どちらの色も混ぜ、さらに薄く白を混ぜて絵筆を左右に動かしたような、曖昧な色。

そこに横から差す太陽の光の加減。

こういう空を、誰かの絵に見たことがある。
本当の空を見ているかのように、絵から「冬」が伝わって来て、
自分の経験や体験した冬空がにわかによみがえり、絵に懐かしさを覚えた。

感覚で感じ取ったものを、表現すること。

雲=白、だけではない。
間近でよく見ると、本当にいろんな、「え?この色も入ってるんだ」
と思うような色も使われている。
そうしたすべてを含んで、離れて見るとどこかで見た、あの日の「雲」になっている。

そういう、思いがけない色 を使える自分になりたい。

たとえそのために、それまで重ねて来た絵の具を削り取らなくてはならなくなったとしても
その不安、めんどうくささで、到達ポイントを煙の向こうにかすめることなく、
そう思う、そう考える自分を信じて、その色を使うことをためらわない。
そういう人に、なりたい。



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